子育ての悩みの1つが食事で、特にまだ言葉でコミュニケーションが取れない乳児期の離乳食に頭を悩ませているパパ・ママも多いことでしょう。
今回は離乳食についての知識が身に付けられる資格講座の中から特におすすめのものをいくつか詳しく紹介します。
私は管理栄養士なので、ちょっと一般のママとは違う目線かもしれませんが、でもママでもあるので両方の目をもってランキングしてみましたー。
ちなみに私が調べたとき、他のランキングサイトってアフィリエイト見たいなものだなって気づいたので、私はそういうのをナシでやってみます!しかも全部受けてみたという(笑!!! ←笑うところです!
おすすめの離乳食資格講座1位:離乳食アドバイザー
離乳食の知識が身に付けられる資格講座でおすすめ第1位は圧倒的に「離乳食アドバイザー」です。
圧倒的って書いてしまうのもよくないのかもしれないのですが、母子栄養協会がやっているというところが一番大きな違いですかね。私はTwitterで存在を知ったのですが、私が離乳食アドバイザーになったことをFacebookで公開したら、大学時代の友達が、ここの研修を受けたことがあるようです。(その友達は、県の保健所の管理栄養士です)
たしかに、私も受講後に母子栄養協会のTwitterやInstagramをよくみてみると、ストーリーなどに時折「研修しました」みたいなのがあるんですよね。実はいろいろなところで保育所や県の栄養士会向け研修をやっているようです。お恥ずかしながら知らなかった。。。
ともあれ、離乳食アドバイザーは、そんな母子栄養協会の資格です。管理栄養士は国家試験ですが、こういうものは民間資格といいます。でも履歴書に書ける資格のようですよ!
離乳食に関する資格講座はたくさんありますが、離乳食と幼児食をひとまとめにして学ぶものが多くなっていますが、離乳食と幼児食って全然違うんですよね。そもそも保護者の悩みからも違います。
また、食べ物を噛んで飲み込むことを教える意味もある離乳食と、大人と同じ物を食べるための準備となる幼児食では必要な栄養や考え方が大きく違います。
離乳食と幼児食をひとまとめにすると、離乳食を作ったり赤ちゃんに食べさせたりするのに必要な知識がしっかりと身に付かないんですよね。
その点離乳食アドバイザーは離乳食に特化した資格講座ですから、離乳食に関するあらゆる知識が身に付き理解を深められます。
学習期間は最短1日だが費用は少し高め
離乳食アドバイザーの資格講座は1日で5時間もしくは2日間で合計5時間の
受講となります。
Zoomを使ったオンライン受講で受講後は筆記試験を行って調理課題を提出、
合格すれば離乳食アドバイザーの資格取得です。
最短1日で資格が取れますから、毎日少しずつ勉強するのが苦手という
短期集中型の人にはピッタリの資格講座となっています。
受講費用は41,000円と少し高めですが、試験代と資格認定証発行手数料が
含まれており不合格になっても何度でも無料で再受験可能ですし、なんといっても質問がずっと可能なのですが、LINEの講師の先生方のレスポンスが早い早い!! これが私としては一番のポイントですね。
講師の先生は離乳食の本を実際に何冊も書いている先生や、そのほか母子栄養指導士の先生方で全員私も納得の経歴をもつ管理栄養士さんなのでいろいろ相談できるのはとても助かります。
おすすめの離乳食資格講座第2位:離乳食・幼児食コーディネーター
離乳食の資格講座のおすすめは、実は上の離乳食アドバイザーではあるんですが・・・圧倒的に推しではあるのですが、あえて2つ目をあげるなら「離乳食・幼児食コーディネーター」です。
日本味育協会というところが認定する民間資格です。日本味育協会というのは、私も友人も全く知らない団体でしたが、きっと新しいのかなと思います。MIIKUマスターなどの資格をやっている団体のようです!!
この味育協会は、ちょっとわからない団体でしたが、
この資格のおすすめポイントは、なんといっても「ユーキャン」というところです。
資格講座といえば、ユーキャンですよね! 正月とかにCMもやっている大手です!
また、もう1つは離乳食も幼児食もとれるというところでしょうか。お金に限りがあるけど、両方学びたい
生後5~6か月頃の離乳食から5歳頃の幼児食まで幅広い知識をカバーしている
資格です。
テキスト3冊に加えて食材や外食に関するハンドブック、離乳食や幼児食のレシピ集、
調理のポイントを動画で紹介するDVDなど豊富な教材が特徴です。
テキストはイラストや図解が中心で分かりやすく、
全くの未経験でも離乳食や幼児食に関する必要な知識が学べます。
ただ実技講習や課題提出が無いので、
知識ばかりが先行して実践的なスキルが身に付かないこともあります。
受講期間は最大12か月
離乳食・幼児食コーディネーターの受講期間は標準で4か月、最大で12か月です。
何時間も勉強して4か月かかるのではなく、
1日20分程度の学習を毎日コツコツ続ければ4か月で資格取得可能です!
1日に長時間勉強するのは苦手もしくは勉強する時間が取れないという人に
ピッタリな資格講座となっています。
受講費用は32,000円で教材費や試験代、資格認定証の発行手数料が含まれており、
万が一不合格になった場合でも12か月の受講期間なら3回まで再受験できます。
離乳食も幼児食もあわせてこのお値段は魅力ですよね。ちなみに私も申込まではしたのですが、最後までたどり着けませんでした。。。なのでこの資格名は名乗ることが出来ません。テスト用紙は手元にあるので、再度リベンジするかな・・・
おすすめの離乳食資格講座3位:乳幼児食指導士
離乳食の知識が学べるおすすめの資格講座3つ目は「乳幼児食指導士」です。
各種通信教育や通販業務を行っている日本フローラルアートが認定する民間資格で、
東京カルチャーセンターで資格取得に必要な講座が受けられます。(違ったらごめんなさい。これ、フローラルアートか、東京カルチャーセンターかがわかりにくく、どういう仕組みかいまいちわかりませんでした。ネットで「東京カルチャーセンター」と調べるとフローラルアートのページになります。一緒の会社でしょうか?リサーチ不足です)
離乳食と幼児食の基礎知識からアレルギー対策、病気時の対応といった、応用知識まで学べます。
教材はテキスト4冊にサブテキスト2冊で、基本的にはこれらの教材を使った自己学習です。
たくさんテキストがあってすごいですよね!
一般販売されているレシピ本「食物アレルギーレシピ100」が附録としてついてくるようですが、私、これを既に購入していたので、これを受講はしませんでしたが、とても気になる資格です!
子供が喜ぶ 食物アレルギーレシピ100 | 海老澤 元宏, 林 典子, 長谷川 実穂 |本 | 通販 | Amazon
教材は非常に分かりやすいものとなっていますが、オンライン講義やDVDなどの
映像教材が無いので人によっては少し分かりにくく感じるかもしれません。
課題提出のみ試験無しで資格取得可能
乳幼児食指導士の受講期間は6か月です。
受講期間中に合計6回の課題提出があり、
全てクリアすれば試験無しで資格取得となります。なんと!試験がない!これはすごいですね!誰でも合格できるんですね!
添削指導によって再提出となることもありますから課題提出が実質的な試験で、
6回も試験を受けないと資格が取れません。
費用は43300円
受講費用はテキスト代と課題提出の添削費用を含めて39,800円ですが、
資格認定証の発行手数料が別途3,500円かかるので、合計で43300円となります
まとめ
子供に離乳食を与える期間は約1年ほどと短かいため、
離乳食に特化した資格講座はそれほど多くありません。
しかし離乳食には食べること自体を教える食育の意味もありますから、
与える期間は短くても子供への影響は大きいです。
今回紹介した3つの資格講座はいずれもおすすめですが、中でも特におすすめなのは
離乳食に特化していて短期間で取得可能な離乳食アドバイザーかなと私は思います。
ただ短期集中では頭に入りにくいなら離乳食・幼児食コーディネーター、
試験が苦手なら乳幼児食指導士の方が合っているかもしれません。
ここで紹介したことを参考により詳しい情報を確認して、
自分に合った勉強方法・試験形式の資格講座を探してみてくださいね。